遊びに来る予定はなかったが、正月に従兄弟らと慌ただしく仙台に来たので、ゆっくりと一人で観光したかった。

 朝、自動券売機の操作を間違え、駅員に切符を変えてもらったが、ボタンを押し間違えた以外は何のトラブルもなかった。
行きの席は拍子抜けするくらい平和な席を確保出来た。

 喧しい奴もいないし、前の奴が椅子を倒し過ぎる事もなく、出発前の不安って一体なんだったのかと思ったほど。

 携帯で日記を書いたりゲームしたりと時間は流れる。向かい側は珍しく若い女の子だったしストレスはなかった。
が、こんな時に限って嫌〜な気分になる出来事が…。

 仙台まで残り30分となったところで車掌がやって来た。自動改札だから本来なら切符拝見の必要はないはずである。
車掌は私の席の前で止まり、自信満々にこう言った。

「切符を見せて下さい」

その態度は明らかに「君は切符がないだろう」という感じ。
何故、私だけが切符拝見云々と言われたかは分からないが、
始発でリーマンが多い中、私服の若者がいたからだろうか?

 この態度にカチンと来た私は普段は滅多に切れないのに、

「自動改札だから必要ないはずですよ」

と嫌みを込めて言った。

 そしたら、態度は一転!急に申し訳なさそうな顔になり、
顔から『自信』が消え、「すみません」と謝ったのだ。

 最近は、被害妄想入る時があるので急にブルーになった。確かに若いってだけで嫌な態度を取られる事は多いが、
アホな中年が多い為になるべく感情を殺していたのだ。それが此処へ来て爆発したような出来事だった。

 ちなみにその時の車掌は髭が濃く体格は華奢な感じ、かつ小動物に例えるとリスのような顔をしていた(笑)
てかさ、若い奴に怒られてどうするんだ!中年諸君!今はどっちが子供だか分からないね、ホント(苦笑)

 気を取り直して外を見ると何と雪が降ってるではないか!
基本的に仙台周辺は雪が降る方が珍しい場所だが、90年代後半には異常気象で大雪が降った事もある。

 もしや、「嫌な予感」とはこれだったのだろうか?
私の直感は時折、ズバリと当たる事があるのだが、それを回避するほどの鋭さがないのがご愛嬌か(笑)

 東口に出たらやはり路面が凍っていたし風が冷たい。今、住んでる場所は雪国だが、それとは異なる寒さがある。
それは仙台はやたらと風が強いく、風は冷たいからだと思う。

 天気予報は見たがまさか仙台に雪が降るとは…。完全に予定が狂ってしまった。しばし路頭に迷う。
だが、来てしまった物は仕方ないので気を取り直す。

 まずは市内を探索する為の足がないといけない。毎回恒例、知り合いの自転車を借りに。
この頃になると、数年前の取り締まりもどこへやら。東口は放置自転車の山だった。

 まずは西口へ。ホテルの場所を確認する為、出発。途中、道を間違えタイムロスしたがあっさり発見。
前に一回、来た事があるし元々は仙台っ子なので、本当に場所を覚えてなければヤバイところだった。

 ついでだから、西口付近を朝の散歩をする事に決め、凍結した道には慣れてるのでスイスイとチャリを漕ぐ。
大体、アーケード前などを周ったので次の目的地へ。

 これから朝飯を食おうと思ったがまだ早い時間だが、南東北と言えば24時間営業のはんだ屋があるんだし、
これも恒例になりつつあるが西口から五橋を経由し愛宕橋へ。

 此処はあまりうまいとは言えないが安いので沢山、食った。食ってる途中、会計が40円ほど間違ってる事に気付いたが、
食べてしまった後なので文句付けるのはやめにした。
どうも会計の姉ちゃんがおかずを打ち間違ったっぽい。

 安さに釣られたはいいが腹一杯になると急に現実に戻り、「マズイ物を食っちゃったなあ」と後悔しても遅かった。
さすがに次回以降はんだ屋には来ないだろうと思う。

 

※2003〜04年はかなり被害妄想が入っていた時期。それだけに文章が荒れとるな…。
確かに、この頃から中年〜年配の人の幼稚さが目立つようになり、
色んなことに腹を立てていた時期だったが、まだまだ自分も若かった。