雨あがる 《2000年》

 遺作となった黒沢明監督作品だが、黒沢明とは思えないくらいの駄作。主人公・寺尾聰がある藩の指南役に就任しそうになったものの、賭け試合をしたことがバレてしまい、指南役になれなかった。
しかし殿様の命により、指南役に決まったのはいいが、主人公は既に旅に出ていた訳だが、何の爽快感もない上、何を撮りたかったのかが意味不明。黒沢明の名前を借りたスタッフの力のなさって感じが出てる。

 

必死剣 鳥刺し 《2010年》

 「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」のシリーズで、相変わらずテーマが暗い。愛妾・連子(関めぐみ)に溺れるバカ殿様・右京太夫(ムラジュン)。その側室を殺してしまった三佐エ門(豊川悦司)。死刑にされても文句は言えない状態だったが、何故か寛大な処置で終わる。
話が進むに連れて、何故、連子が刺し殺されたのかが明らかになり、右京太夫はバカ殿を演じていたことも分かる。ラストの必死剣はカッコいいが、つまらんね。