連ドラはBSのを録画し、スペシャルはDVD借りて見終えた。

 

 性に奔放な姉の陽子(松下由樹)と勝ち気な妹の月子(永作博美)の対決。内館牧子らしく、何かあるとやり合う衝撃的な展開が昔の金曜ドラマらしいなと感じるものの、99年の私は浦和の低迷もあり、テレビはバラエティー中心に見ていたため、リアルタイムでは少し見た程度。当時、「週末婚」という言葉が流行った気がする。
勝ち気だが、根回しがなく、姉憎しで行動するため、何かにつけて姉にやり込められている精神的に幼い月子の役は永作博美に合ってる。

 私は陽子と月子が純(阿部寛)と豹(ひょう。沢村一樹)を取り合う展開になるのかなと予測していたが、そんなことはなく、月子は、仕事を辞めそうな月子を不憫に思った会社の上司の矢作航一(やはぎ。仲村トオル)は月子にハドルコーディネーターという肩書きだけの役職を付け、メディアで宣伝し、仕事に目を向かせ、その後に月子と結婚したはいいが、別居し、週末だけ一緒に過ごす「週末婚」を提案する。
しかしこれが家庭を守る陽子を怒らせることとなり、やり合う展開となるが、内館牧子だけにいまいち人の心が分かっていないんだろうなというのが感想。結局、航一と月子は1年後に離婚するかどうかを引き延ばし、ドラマは終了。

 

・スペシャル

 純は医学部に入るための試験を受ける日に、偶然にも駅で事故に遭った月子の現場に居合わせてしまい、付き添わない訳にもいかず、受験を断念してしまう。それを知った陽子と月子の対決再びかと思いきや、永作博美の出番があまりなく、忙しかったのだろうか?
陽子の所為で秋田の羽後町西馬音内の現場に異動になった航一。そこで盆踊りの若い踊り手である杉江(菅野美穂)と不倫関係となり、その後に杉江が東京に来た時、航一を探しに来たことで不倫が発覚。

 だが、私は八百屋だから野菜買う人どうのっていう別れの理由が良く分からなかった。おにぎり食べて終わったラストシーンもいまいち。
一方、豹と理加子(川原亜矢子)の夫婦は、古風な考え方をする豹に理加子がついていけず、喧嘩が絶えなくなるも、「夫婦だから腹が立つのであって、離婚して恋人に戻ればお互いに良き恋人」みたいな展開は良く分かるが、それはあくまで理屈だろうと。

 

・菅野美穂

 まだ撮影当時は21歳で、放送当時は22歳と若く、秋田弁と言えないような怪しい方言をたどたどしく喋る姿にはあどけなさが残り、不倫相手を「カス」と呼ぶのには笑った。方言だろうけど。
一方、仲村トオルはさすが役者。連ドラ版ではサラリーマンっぽく、スペシャルでは土方っぽく、ちゃんと演じわけていた。