Mind Circus

雑記

カテゴリ: TBS、MBS系

 1話でコロナウィルスのエピソードが出てきたのにはびっくりした。ミコトの過去、六郎と親の対立などを掘り下げればシーズン2をやっても良いような内容だった。途中、日本のドラマにしては珍しく後味の悪い終わり方もあった。

 バブルの頃の感覚なので、なぜ、そこまでして東京の郊外などに家を持ちたがるのかが理解できない。小説家の頭の中での想像なので、ドラマのダメな部分は、原作がダメなところなのかもしれないね。
三上博史と国生さゆりが不倫するのも、終盤ではなく、物語の序盤、中盤だったら話が動いて面白かっただろうし、家を買うの、買わないのと途中からグダグダになっていた。または、コニタンと高橋ひとみが不倫する、宅麻伸夫妻が離婚するなど、何かドラマとしての動きがあっても良かったと思うなー。

 序盤だけ面白そうな感じがして、そのままダメで終わるのって、昔のテレ朝ドラマに多かったが、TBSでここまでダメなのは久しぶりだ。今のドラマよりも面白くない。
物事はそんなにうまく行かない、というリアリティーあるドラマとしてはアリなのかもしれないが。

 96年春ドラマで、張り切ってみようとしていたのだが、友達が変わるなど、色々とやることもあり、見ずに終わってしまったドラマだった。CATVは欠かさずに見ていたため、大浦龍宇一のデビュー曲だけは何となく覚えている。
アルバイトの神谷沙知子(鶴田真由)は美大生を目指す予備校生。そんな沙知子は、ドトールコーヒーに通う大手サラリーマン・誠二(本木雅弘)が気になり、ついに誠二と会う約束をするが、約束の場所に誠二は来なかった。

 実は、誠二は神谷家と何らかの因縁があったため、事前に厄介なことに巻き込まれずに済んだと安堵するも、車の中から、ずっと待っていた沙知子が見えた。道路に飛び出して来た沙知子を助けるため、大怪我をする。
記憶のない誠二を献身的に看病する沙知子。徐々に記憶が戻りつつある誠二は、過去の自分に嫌気が差し、会社を辞め、海辺の小さな家で沙知子と暮らそうとする。

 しかし、完全に記憶が戻った誠二。健一(寺脇康文)と沙知子の親が自殺した原因を作ったのは誠二自身にあったと思い出し、別れを決意。
数年後に再開した誠二は、高利貸しの社長となり、沙知子は美大に合格。誠二は真澄(鈴木砂羽)と同棲し、梶原(段田安則)と沙知子は婚約、健一と弘美(井上晴美)は結婚していたが、さらに数年を経て、誠二と沙知子は一緒になる。

 

《感想枠》

 本木雅弘の目の演技、顔の演技がうまかった。記憶がない時は気弱そうな戸惑いの表情を見せたり、記憶が戻った後は嫌みなエリートを演じ分けていた。鶴田真由の恋する女の子の演技も良かったなー。寺脇は、チンピラみたいな役が本当に良く似合う。段田の献身的なリハビリ医の役も良かった。鈴木の色気は今の女優たちには真似できないだろう。
昔のドラマは6話で山場が来て、後半になると怒涛の展開があり、最終回まで目が離せないのが多かったものの、1年後、1年後、2年後となった終盤がいまいちだったかな。

 後、外のシーンだと段田の髪の毛がスカスカだった・・・。健一と弘美が結婚した次の回では、ちゃんと神谷弘美となってるのは日本のドラマならではだな。

 ようは「結婚できない男」の女版。男と女の役割を入れ替え、基本的には変人男(十倉)とお医者さん(橘)の恋愛もの。中谷美紀と藤木直人の屁理屈の応酬は、夏川結衣と阿部寛のやり取りを彷彿させる。
俳優なみのルックスのチュートリアル徳井のハッキリとしない男の役が良くあってる。

 惚れた相手が毎回の犯人だという「キミ犯人じゃないよね?」的な話。中島美嘉の演技力があるのか、ないのかという感じの演技が味があっていいなと思う。

 連ドラはBSのを録画し、スペシャルはDVD借りて見終えた。

 

 性に奔放な姉の陽子(松下由樹)と勝ち気な妹の月子(永作博美)の対決。内館牧子らしく、何かあるとやり合う衝撃的な展開が昔の金曜ドラマらしいなと感じるものの、99年の私は浦和の低迷もあり、テレビはバラエティー中心に見ていたため、リアルタイムでは少し見た程度。当時、「週末婚」という言葉が流行った気がする。
勝ち気だが、根回しがなく、姉憎しで行動するため、何かにつけて姉にやり込められている精神的に幼い月子の役は永作博美に合ってる。

 私は陽子と月子が純(阿部寛)と豹(ひょう。沢村一樹)を取り合う展開になるのかなと予測していたが、そんなことはなく、月子は、仕事を辞めそうな月子を不憫に思った会社の上司の矢作航一(やはぎ。仲村トオル)は月子にハドルコーディネーターという肩書きだけの役職を付け、メディアで宣伝し、仕事に目を向かせ、その後に月子と結婚したはいいが、別居し、週末だけ一緒に過ごす「週末婚」を提案する。
しかしこれが家庭を守る陽子を怒らせることとなり、やり合う展開となるが、内館牧子だけにいまいち人の心が分かっていないんだろうなというのが感想。結局、航一と月子は1年後に離婚するかどうかを引き延ばし、ドラマは終了。

 

・スペシャル

 純は医学部に入るための試験を受ける日に、偶然にも駅で事故に遭った月子の現場に居合わせてしまい、付き添わない訳にもいかず、受験を断念してしまう。それを知った陽子と月子の対決再びかと思いきや、永作博美の出番があまりなく、忙しかったのだろうか?
陽子の所為で秋田の羽後町西馬音内の現場に異動になった航一。そこで盆踊りの若い踊り手である杉江(菅野美穂)と不倫関係となり、その後に杉江が東京に来た時、航一を探しに来たことで不倫が発覚。

 だが、私は八百屋だから野菜買う人どうのっていう別れの理由が良く分からなかった。おにぎり食べて終わったラストシーンもいまいち。
一方、豹と理加子(川原亜矢子)の夫婦は、古風な考え方をする豹に理加子がついていけず、喧嘩が絶えなくなるも、「夫婦だから腹が立つのであって、離婚して恋人に戻ればお互いに良き恋人」みたいな展開は良く分かるが、それはあくまで理屈だろうと。

 

・菅野美穂

 まだ撮影当時は21歳で、放送当時は22歳と若く、秋田弁と言えないような怪しい方言をたどたどしく喋る姿にはあどけなさが残り、不倫相手を「カス」と呼ぶのには笑った。方言だろうけど。
一方、仲村トオルはさすが役者。連ドラ版ではサラリーマンっぽく、スペシャルでは土方っぽく、ちゃんと演じわけていた。

 主役の吉岡里帆。カルテットの脇役の時はいい味だしていたが、さすがに主役となると厳しいかな。逆に棒読みの向井理に悪役やらせたのは良かったけど。後、桐谷健太が出てくると、桐谷健太のドラマ、映画みたいになるため、主役が食われてしまっている。同じく、脇役の石橋杏奈の方が迫真に迫ったいい演技をしていた。
石橋杏奈に秋田県人の設定させてるのは、ドラマで良くある地方人をバカにしてるのかなと(^^)

 最終回でキョド子(吉岡)に依存しておるのは保科(向井)自身であり、キョド子もまた保科に依存しているという吉崎(桐谷)の指摘は良かったなー。
あすなろ白書の「俺じゃダメか」ネタは、制作者が30〜50代だからだろうね。

 

・ムロツヨシ

 最近、良くテレビや映画に出ているが、まだ42歳なのにビックリ。てっきり、50過ぎてるのかと。

 占いになぞらえ、2番目に好きな男と結婚した三好美都(波瑠)。渡辺涼太(東出昌大)は料理が出来て、家庭的でもあり、結婚相手としては問題ない相手だったが、学生時代の同級生である有島光軌(鈴木伸之)と偶然、再開し、結婚していることは伏せて、付き合うようになる。
しかし実は有島には麗華(仲里依紗)という妻がいて、子供が産まれたばかりだった。ダブル不倫ということになるが、前半は物語のタッチが軽く、あっさりと話が進む感じだったが、後半になるとそれぞれの本性が見えて面白かった。

 ただ、涼太のことを好きな小田原(山崎育三郎)の目付きはそのまんま過ぎて、複線としては弱かったかな。美都のマンションにビラを撒いたり、ネットに誹謗中傷した有島のアパートの隣人(中川翔子)もひねりがなかったな。
原作はあれど、ドラマは涼太が冬彦、美都が美和みたいなキャラであり、「ずっとあなたが好きだった」を狙って作っていたんだろうなと。今のドラマだけにあっさりめに終わったが、昔のドラマなら美都が射されて終わりそうではあった。
終盤、「誰にも言えない」のマリオさん的なもう一度、君と付き合いたいがあるのかと思いきや、最後は涼太の方が「あなたのことはそれほど」になったとさ。

 

「感想」

 東出の邪悪な目の演技は良かった。今の若者にしてはうまいなと。後、安倍なつみの夫である山崎の女の子のようなキラキラした目の演技も良かった。
後、仲里依紗の優等生が静かに不倫する夫の不貞を責める演技は抜群だった。ただ、中川翔子のキャラが言うようにそれっぽいことをいうだけの人と向き合わない委員長キャラが嫌われるのは分かるなと。いい演技だった。
美都の頭の足りないキャラの所為もあるが、後半は主役の波瑠よりも仲里依紗の方が主役っぽかった。

 有島役は「ルーズヴェルト・ゲーム」の悪役だよな。工藤の息子をいびる役。

 元ごろつきで今は立派に会社経営をしている池田嵐(大沢たかお)とモデル並の美貌を武器にしている原あかり(藤原紀香)が、再開を機に昔の恋が燃え上がるドラマ。
前からあった言葉ではあれど、「昔の男」というフレーズを流行らせた記憶が。この後のTBS作品に「元カレ」ってのがあった。

 

《感想枠》

 内館牧子の脚本の良さもあれど、今のドラマと違って、感情入れて演技するために大沢たかおや藤原紀香でも演技がうまく感じた。今の時代の抑揚のない近未来的な演技だと、本当にうまい人じゃないとただの棒読みで終わるからね。
ただ、大沢だとおとなしい人だけに、嵐という人の迫力みたいな物がイマイチ伝わって来なかったのが残念。一方、妻役の富田靖子は嫉妬に狂った妻をうまく演じていた。後の鈴木先生でも変なキャラだったなと。

 マスター(清水紘二)の過去なんてのがあればサブストーリーとして面白かったと思うが。

 何をやってもダメなオタクの深瀬。そんな深瀬が年下の美人・越智(戸田恵梨香)に好意を持たれ、越智がやけにうまく深瀬の部屋に入り込むなと思ったら、越智は深瀬の亡き友人である広沢(小池徹平)の恋人で、広沢を殺したと勘違い、深瀬らのことを調べていた。
谷原(市原隼人)が駅のホームから突き落とされ、浅見(玉森裕太)までもが階段から突き落とされそうになるが、実は広沢がアレルギーで苦しむ原因を作ったのは深瀬本人だった。

 

《感想》

 藤原竜也演じる冴えないコーヒーオタクのサラリーマン役がうますぎて、あんな子いるなと思った。あのファッションセンスは80年代っぽくもあり、今だと絶対に人が選ばなそうないろあだった。そんなオタクに美人の彼女ってのはよくあるパターンなのだが、越智の邪悪な目的にはビックリ。
やったことのわりに、罪が簡単に許されてるのは今の日本のドラマならではかな。実は主人公が犯人ってのはなんとなく予想がついたけど。謎が謎を読んだわりに、強盗がアレルギーに苦しむ広沢を見捨てて逃げたのが原因で、すぐに助けていれば命は助かったかもしれないってのは小説的だなと。
ドラマ版はオチがイマイチ。アレルギー反応で死ぬ人もいるってのに。

このページのトップヘ